鴻ノ巣山散策路
京都府南部にある城陽市の中心部に位置する「鴻ノ巣山」(こうのすやま)は、標高118mの軽く上るのにちょうどいい高さの山で、古くから町のシンボルでした。
散策路や展望台などの施設が整備され、手軽に森林浴が楽しめる場所として市民に人気があります。
平成10年10月には、整備され、城陽市総合運動公園と一体化し、新たな魅力を増しました。
自然豊かな鴻ノ巣山散策路は、つづら折りの山道を進むと、両側には、アカマツやクヌギ、コナラなど樹木からなる雑木林が広がります。
この辺りは、300種類以上ものキノコが自生していることでも知られ、学術的にも貴重な新種のキノコが話題となりました。
約10分で中腹にある「やすらぎの広場」に到着してしまいますが、ここには、木造で素朴な風情の休憩所です。ちょっと休んでお茶を飲んで、疲れが少し取れたら、またマイペースで歩きましょう。
花しょうぶ池のある谷間をはさんで、反対側の斜面を登ると「さくら見台」と名付けられた展望台があります。
ピンクのツツジが群生しており、5月になると山の斜面全体がピンク色のじゅうたんになります。